メロン記念日

quill-goya2005-06-12

晴れたら渥美でメロン狩り
雨なら蒲郡あじさい見物


そんなプランと本日の予定を聞いておりました


なので優雅に日傘なんて差してミュールなんかで集合場所に向かったんです



なのに集合場所についたら


「ナニ その格好?!」


いきなり本日の班長に斬り捨てられました
一刀両断


聞けば砂浜を駆け巡るといいます
聞いてません


なんか準備はいるのか?との質問に「特にない」と言っていたのに・・・


みなさんスニーカーですね?
なぜクーラーボックスが車に搭載されているんですか?
私が新参者だから・・・?


でも班長にビーチサンダルを借りました
これで安心です
どんな冒険にでも挑戦できます
レベルアップした気分です


今回の参加者は班長・私・班長の高校時代の友人3人とその仲良しさんの合計6人です
初めて会う人が一人いましたが、大変感じのよい方です
小学校の先生をしているそうです
うちの五・六年の時の担任の先生とは大違いです
いまでも声を覚えています  はやく忘れたい


今回もおぎやはぎコンビは面白かった
淡々と話す小木さんは矢作さんのことが大好きなのがひしひしと伝わってきます
黄色の車なのにピンクに感じます
ここはラブワゴンです
こないだ観たヤジキタかもしれない
彼らはディープなのかもしれない



渥美半島へは師崎港からフェリーに乗っていきました
あっという間に知多半島から渥美半島に到着しました


船はいいなぁ
ボーっとしてしまいました
風もびゅんびゅん吹いてて気持ちよかったです
風に吹かれるのは大好きです
すこし体が湿気りましたが気にしません
播磨の煎餅も湿気ってましたが気にしません
おいしいですし


それよりも気になるのは小木さんが私の二の腕をそうっと掴んできたことです
強風で肉が揺れていたのでしょうか


優しく意地悪してくれるなんてさすが小木くん  勉強になります
こうやってじんわり攻撃するんですねー


渥美半島伊良湖港に到着し近くの店で食事をする
乗船前に我慢しきれずに生きた蛸の刺身をいただいたのだが、それがますます空腹感を刺激した
しかし、この活き蛸は他の人には口内で新鮮ぶりをアピールしたのに私にはしてくれなかった

「うわっ!吸盤が!吸い付く!」

私はぜんぜん感じませんでした


さて、この食事に入った店は漁師の方が経営する店のようでかなり面白ポイントがあった


・席に着く前にいきなりサービスの小魚の南蛮漬けをグイっと渡される
・最初に同席したおじさんが客なのか店の人間なのかわからない
・椅子が学習机の椅子っぽい
・オーダーを獅子舞がききにくる
・獅子舞なおばちゃんが我々の運転手が誰だか一発で当てた
・なのに次にテーブルにきたときは忘れていた
・たくあんのサービスがある
・でも白米の存在を隠す
・なんかの貝の刺身のサービスがある
・その貝は卑猥な名前で呼ばれていた
・誰か突っ込んでやってよ…


白米の存在を隠すのになんでたくあんのサービスしてくれたんだろ?
しかも白米あるか?って聞いたら
「あったらおばちゃんも欲しいくらいだわー」
って答えてくれたのに…
私は見たよ?炊飯器を開けたらごはんがたんまり入ってるのを見たよ?


おいしいおかずには白米でしょっ!!
酒飲むの我慢してんだから米!!


でも面白くてとてもおいしい店でした
大浅利屋ってなんのひねりもない店舗名でしたけど
看板かメニューか判断できなかった



さて今回のメインイベントのメロン狩りなんですけど、普通にカットしたのをいただきました
二分の一コースにしたのだが十分満足できる量でした
しかもかなり糖度が高くておいしかった
最後はのどが焼けるほど甘かったです 
そりゃあ、こんだけ甘ければ匂いもいいし、ハエも尋常でない数が集まるよね!

ハエと格闘しつつメロンを美味しくいただき、少し移動して海を堪能しました
ここは島崎藤村の椰子の実の舞台
みんなで岩山によじ登り、ぼえーっと時間を過ごす


気持ちいい…


かなりの断崖絶壁
景色もとてもいい


砂浜?にも行く
波に戦いを挑む
あっさりのまれる

着替えはないのに濡れた…

ここでもぼえーっとする
振り返るとビーチフラッグや野球なんかやってた
若い奴らめ


しかし私は若くないので岩場で転ぶ
運良く岩と岩の間、砂利の所に落ちたので痛かっただけ
地味に血が出てたけど気づかないフリしときました
こないだの左すねに比べたら痛くないし


かなりの時間をぼーっと過ごす
なんて気持ちがいいんだろう


ずいぶん長い時間をダラリと過ごし、途中で休憩しつつ帰路につく
しかし休憩に入った喫茶店でオーダーを間違えられた
コーヒーフロートを注文したのに出てきたのはクリームソーダ


フロート部分しかあってない
私は注文時にこの二つで悩んでたから緑のままでもよかったのだが、友人は頑なにコーヒーを希望した
おかげで両方楽しむことができました
ありがとうございます



帰り道も実のない会話をする
とても楽しい
風力発電にがぶり寄ったりもする
道の駅で野菜なんかも買った
クワガタも5匹で600円と魅力的だったので買いたかったが飼う自信はない
断念
かわりに鶉の卵を購入
煮たまごにしてツマミにしよう


夕飯に友人おすすめというラーメン屋に行く
シャンタンメンだっけ?店舗名わすれた…
でもここの卵きゃべつラーメンは本っ当においしかった
入店前にトンコツの店だと聞き、苦い思い出が脳裏をよぎったがライト・トンコツ店だったので大丈夫


うまい
かなりうまいのだ
ここは名古屋からまたこの一杯のために来てもいいと思った
いや、来る
きっと来る



いま思い出してもいいことばかりの一日でした
強いて言うならせっかくの日傘をぜんぜん使わなかったことだろうか
役に立ったのは正体不明な生き物を突いたときくらいか
シミ爆弾を搭載させてしまったことだろう
マケナイ。