残酷なり

城崎で買ったカニの話



ご主人が刺身で食べたいと言うので、旅行から帰ってすぐに食べることにした。
やっぱり生きてる。



そんなカニを食べやすいようにするのは大変だった。
動く。
切り落とした足が動く。
胴も動く。



もんのすごく怖い。



足を食べやすいように切り込みを入れると汁がピシューって飛ぶ。
ただでさえ、カニは食べるのが大変なのに仕込みも自分でやるのは本当に大変だった。
忙しい。


甲羅を開けるのはさらに恐ろしかった。
軍手があれば、もう少しは大胆にいけたかもしれないが、我が家にはない。
大変な思いをしたが、重い思いをして持ち帰った日本酒「大吟醸かすみつる」もカニも大変美味しかった。
が、カニは外で食べるのが一番だ。
久しぶりに「お母ぁさ〜ん」という気分になった