越前かに

quill-goya2005-12-03

北陸に行ってきた


目的は漁解禁になった例のアレです
例のアレ


日帰りバスツアーで行ってきたので遅刻は許されない
しかし前日は同行する友人も仕事が遅かったみたいだし、なにより普段から夜行性だから朝が不安だとメールが来ていた
私もここんとこ就寝時間が遅かったし、早起きは苦手だ
二人で7:00に相手からメールがなければ電話しようと約束しあう


なんとか二人とも起きられて集合場所にも間に合った
しかし二人で駅に向かうときに私が手袋をしていないのを見て友人に「これだから車通勤者は!!」と叱られた
自転車ってこんなにも寒いんですね・・・
(そういえばもう師走なんですね)


8:30頃に名古屋を出発して12:00には三国温泉に到着
向かう途中の景色は紅葉から途中で雪になった
北に向かっているのを実感する
現地では一時、雹が降って面白かった


同じバスでも料理プランによって食事場所が違った
最初のホテルで我々以外のツアー参加者が下車してしまった
私たちのコース参加者は我々二人だけのよう
通された食事場所も個室でゆっくり食事ができた
宿自慢の海の見える露天風呂にも入れるので贅沢な気持ちになれた


料理はとにかくカニカニカニ・・・
茹で→焼き→刺身→鍋→雑炊
と、とにかくカニづくしだった
でも本当に美味しかった
越前かにである証明タグのついたカニもいた
鍋にされるカニは生だったし、どのカニ味噌も美味しかった


でも12:00には料理開始でバスが他の乗客をのせて我々を迎えにくるのが14:15
最初、時間的には食事の後には風呂に入る時間は十分だと思っていた
でも食事を進めていくうちに時間が足りないことに気づきだした
なにせカニだ食べるのに時間がかかる
じっとりも食べたいが、せっかくなので風呂にも入りたい
後半かなりあわてて食べ進める
最後の雑炊をゆっくり味わうことなく終了
もったいなかった・・・
(でもオミヤにしたカニを友人が自宅で雑炊にしてくれたみたいなのでよしとしよう)


食事を終了としたのが14:00
迎えまであと15分しかないが走って露天風呂へ


潮風が気持ちいい露天風呂だった
天気が悪いせいか海は濁っていたが荒々しく波が打ちつける情景が見られる露天風呂だった
友人と気持ちいいねぇと会話しながら風呂に浸かる
道路も見えたので友人が冗談で「ここから迎えのバスが見えたら焦るよね」とか言っていたら本当にバスが見えた
車番を見て本当に我々の迎えだと分かる


二人して走って脱衣所へ
時計をみると14:08
まだ時間あるのにナゼ


脱衣所でオバちゃんに「もう出たの?!」と言われる
「迎えのバスが露天風呂から見えまして…」と話し、慌ててロビーへ行く
バスガイドさんに「時間より早いですね」と聞くと他の乗客の集まりがよかったそうだ


バスが出発し、後ろを振り返るとさっきまで入っていた露天風呂が見える
入っているときにも話していたのだが「やっぱり見えるねー」と話していたら他の乗客に「バスから入っているの見えましたよー」と言われた
タイミング的にありえる話なので冗談でも笑えなかった


フロントで追加した分の料金を支払って明細をもらったら我々の料理の金額が明記されていた
けっこうな金額だった
おかげで交通費等は4000円なことがわかった
帰り道に他の料理プランの客が、こちらの料理はどうだったか聞いてきた
満足したと答えると、彼らのほうはカニがスカスカで泣けてきたと言っていた
彼らのツアー料金から交通費4000円を差し引いた金額ではカニさんもそうなってしまうのだろう・・・
よかった、満足できて
そりゃーバスへの集まりもよくなるよね


帰りに寄った海鮮市場で「ウニいくら丼」を持ち帰りにしてもらった
車中で食べる
ほんの数分だが温泉にも入ったのに手がカニ臭がする
ウニも美味しかった


贅沢した一日でした
今度は牡蠣だなー